2025年8月30日(土)シアタートラムにて、舞台『アーモンド』が開幕。
原作は、韓国で発行部数100万部超えを達成し 、日本でも2020年に本屋⼤賞翻訳部⾨第1位に輝いた小説「アーモンド」。
2022年に初演された舞台版としての『アーモンド』はコロナ禍により半分以上の公演が中止になりながらも、2022年読売演劇⼤賞上半期ベスト5演出/振付に選出。どの年代にも心に突き刺さる内容から大きな支持を得た本作を、新キャストで再演。
脚本・演出を板垣恭一、音楽を桑原まこが手掛け、上質な音楽生演奏とコンテンポラリーダンスの融合でアーモンドの世界をさらに創り上げます。
主演のユンジェを演じるのは、A.B.C-Zのメンバーとして活動する一方、俳優として数多くの舞台、映画、ドラマにおいて、傑出した表現力で存在感を放つ戸塚祥太。扁桃体(アーモンド)が人より小さく、怒りや恐怖といった感情をうまく感じることができない十六歳の高校生を演じます。
ユンジェとは正反対の激しい感情をもつ少年ゴニ役を崎山つばさ、ユンジェのお母さん役を水 夏希、ユン教授役を松村 優、ドラ役を平川結月、シム博士役を首藤康之、ばあちゃん役を久世星佳が務めます。
本稿では、取材会コメントと併せてゲネプロの様子をお届け。
このステージの上で、7人の役者が身体をつかって表現しています。この物語を通して、観にきてくださった皆さんの中に眠っていた物語や、これから紡いでいく物語を発見させてくれるんじゃないかなと思っています。この作品を観て良かったと思っていただけるよう、2025年版のチーム一同、全力を尽くして最後までお届けしたいです。
怪物と呼ばれた少年が、愛によって生まれ変わるまで――
扁桃体(アーモンド)が人より小さく、怒りや恐怖といった感情をうまく感じることができない十六歳の高校生、ユンジェ。祖母は彼を「かわいい怪物」と呼んだ。
そんな彼は、十五歳の誕生日に、目の前で祖母と母親が通り魔に襲われ死傷したときも、 ただ黙ってその光景を見つめているだけだった。
母親は感情がわからない息子に「喜」「怒」「哀」「楽」「愛」「悪」「欲」などの感情を丸暗記させることで、なんとかユンジェを“普通の子”に見えるようにと訓練してきた。
だが、母は 事件によって植物状態になり、ユンジェはひとりぼっちに。
そんなとき現れた、もう一人の“怪物”ゴニ。ユンジェとは正反対の激しい感情をもつその少年との出会いは、ユンジェの人生を大きく変えていく――
原作: ソン・ウォンピョン
翻訳: ⽮島暁子(祥伝社刊)
脚本・演出: 板垣恭一
©2017 by Sohn Won-Pyung All rights reserved.
Japanese translation copyright ©2019 by Akiko Yajima
Japanese translation version is published by Shodensha Publishing Co., Ltd.
©2022 Original production developed and produced by conSept LLC
出演: 戸塚祥太 / 崎山つばさ 水 夏希 松村 優 平川結月 / 首藤康之 久世星佳
演奏: 桑原まこ(Key)、吉良 都(Vc)/川口静華(Vl) ※弦楽器は日替りでの演奏
【東京公演】
公演日程: 2025年8月30日(土)-9月14日(日)全20公演
会場: シアタートラム
【大阪公演】
公演日程: 2025年9月19日(金)-9月21日(日)全5公演
会場: 近鉄アート館
※SPカーテンコール、日替わり演奏の詳細はオフィシャルHP参照
チケット料金: 全席指定席:12,000円(税込)
主催・企画・製作: エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ/NHKエンタープライズ
お問い合わせ
<東京公演> 公演事務局 https://supportform.jp/event (平日10:00~17:00)
※お問い合わせは24時間承っておりますがご対応は営業時間内とさせていただきます。なお、内容によってはご回答までに少々お時間をいただく場合もございます。予めご了承いただけますようお願い申し上げます。
<大阪公演> キョードーインフォメーション:0570-200-888 (12:00~17:00 ※土日祝休み)
【オフィシャルHP】 https://almond-stage.jp
【オフィシャルX】 @almond_stage
作品ハッシュタグ #アーモンド