左から:今成亮太、藤井直樹、岡﨑彪太郎
2025年8月23日(土)東京・サンシャイン劇場にて開幕を迎える、舞台『あの夏、君と出会えて〜幻の甲子園で見た景色〜』。
コロナ禍で甲子園出場の夢を絶たれた元球児の大学生が、令和7年から太平洋戦争中の昭和17年にタイムスリップし、当時の球児たちと共に苦境を乗り越えながら“幻の甲子園”出場を目指す姿を描き出す本作。
“幻の甲子園”とは昭和17年8月、戦意高揚のために文部省主催で一度だけ甲子園で開催された大会で、公式の記録としては認められず“幻の甲子園”と呼ばれています。戦後80年、さらに高校野球110年の節目となる今年、“幻の甲子園”出場を夢見て、人生を新たに生き直そうとする人々の物語をお届けします。
晴天に恵まれた 7 月 7 日、野球監修をつとめる今成とともに、甲子園の地を訪れた藤井、岡﨑。甲子園球場のすぐ近くにあり、多くの野球ファンが参拝することで有名な「甲子園素盞嗚神社」で公演の成功祈願を終えると、「甲子園歴史館」では高校野球や阪神甲子園球場の歴史に関する展示を見学し、スコアボードの真下に入ってグラウンドを一望できる「バックスクリーンビュー」で記念撮影を行いました。
公演へ向けた野球練習はすでに始まっており「舞台ですので、実際にボールを投げたり、打ったりするわけではないので、投げた後の目線などで『こうした方が臨場感があるんじゃないか』という、見栄えのいいフォームにしたいなと思っています。でも、本当にみんな練習を楽しんでくれているので、まずはそれが 1 番!」と今成。
藤井は、今回の公演用に用意されたバットを身の回りに置いて「家具とかもちょっとどかして、家でいつでも振れるようにやってます」と自主練にも余念がない様子。岡﨑は「僕も筋トレと走り込みを 5 月ぐらいから始めて、今体重も 2、3 キロ増えてきました。」と公演に向けた努力の日々を明かしました。
今回の見学を経て改めて公演への意気込みを問われると、「多分甲子園に向けて日々特訓されている方々って、それぞれいろんなエピソードがあると思うんですよね。今日ここで見たものを色々持ち帰って、甲子園を目指す学生たちの思いにもっと寄り添って、今後作っていければいいなと思っています。」と想いを語る藤井。
岡﨑も「ここで見学させてもらって、球児たちの熱い気持ちも感じられて、改めて『中途半端な気持ちでやってたら失礼やな』と思ったんです。今、野球をやっている子たちが観に来ても恥ずかしくないように、僕たちが自信を持ってできるよう頑張っていかないとなと思いました。」と真摯な瞳で語りました。
甲子園歴史館見学後は、甲子園球場内のブルペンやベンチも見学し、実際のグラウンドを目の前にその迫力に圧倒された様子の二人。公演に向けた熱い夏の日々は続きます。
スタッフ
作:羽原大介
演出:木村弥寿彦
キャスト
藤井直樹 岡﨑彪太郎
前島亜美 福室莉音/生田俊平 佐野遥喜 小川丈瑠 琥城雄太
校條拳太朗 宮地真緒 永井大
チケット
全会場 2025年7月20日(日)10:00~
【会場・日程】
2025年8月23日 (土)~31日(日) 東京・サンシャイン劇場
ご観劇料(税込) S席:12,000円 A席:7,000円
主催:松竹株式会社
2025年9月6日 (土)~14日(日) 大阪・大阪松竹座
ご観劇料 (税込) 1等席:12,000円 2等席:5,000円
主催:松竹株式会社
2025年9月20日 (土) 13:00/17:00 石川・金沢市文化ホール
ご観劇料(税込) S席: 12,000円 A席:8,500円
主催:北陸放送、ケィ・シィ・エス 共催: いしかわ舞台芸術祭実行委員会 特別協力:北國新聞社
2025年9月23日(火・祝) 11:30/15:30 広島・広島国際会議場フェニックスホール
ご観劇料(税込) S席:12,000円 A席:7,000円
主催:清水芸能企画
2025年9月26日 (金)~28日(日) 愛知・御園座
ご観劇料(税込) S席: 12,000円 A席:7,000円
主催:御園座
公式サイト:松竹ホームページ https://www.shochiku.co.jp
公式X:https://x.com/anonatsu_st