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【レポート】舞台「おとめ妖怪ざくろ」

ざくろが連れ去られ、総角 景は「怖がってはいられない」とばかりに立ち向かっていくところはキャラクターの成長を感じる。皆、困難に立ち向かいながらも互いの理解を深めていく様子は共感出来る。どこか翳りのある沢鷹(安里勇哉)、帝国陸軍の中尉・花楯鷹敏は仮の姿、実は……という役どころ。難しいキャラクターであるが、その陰影を安里勇哉が健闘。その他、乱杭、百緑、橙橙を演じる俳優陣も適材適所、原作やアニメを知っていれば、結末は先刻承知であるが、結構、ドキドキ、ハラハラ出来る。アンサンブル陣は様々な役をスピーディーにこなし、大活躍。ストーリー展開もキビキビとしており、観やすいステージング。連載は続いているので、その後の総角 景やざくろ達のその後も舞台でやって欲しい。

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2.5news(編集部)

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