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【レポート】主演：松田凌＆荒牧慶彦「チェリまほ The Musical」～30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい～上演決定！制作発表会見の様子をお届け

2018年9月1日より『ガンガン pixiv』で連載以降、多くの読者支持を得て累計300万部を突破した人気漫画を原作とし、実写ドラマ・実写映画・TV アニメ化され大きな話題を呼んだ”チェリまほ”こと「30 歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」が、主演に松田凌さん・荒牧慶彦さんを迎え、ミュージカルとして2025年4月より上演が決定。

原作コミック「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」（原作・豊田悠さん）は、童貞のまま30歳を迎えた主人公・安達が「触れた人の心が読める魔法」を手に入れ、勤務先のイケメン同期・黒沢が自分に想いを寄せていることを偶然知ってしまうことから巻き起こる純愛コメディで、ピュアなストーリー展開と登場人物達の愛らしいキャラクター像が話題となって共感を呼び、女性を中心に幅広い層で人気を獲得。

本作の制作発表会見が12月17日(火)都内にて実施され、キャスト、配役、メインビジュアルなどがお披露目されました。
会見には、安達清役の松田凌さん、黒沢優一役の荒牧慶彦さん、柘植将人役の佐伯大地さん、綿矢湊役の中山咲月さん、そして脚本・演出の川尻恵太さんら5名が登壇し、本作への意気込みが語られました。

左から：佐伯大地、中山咲月、松田凌、荒牧慶彦、川尻恵太

本作への出演/脚本・演出が決まった時のお気持ち

佐伯大地：僕はミュージカル舞台が久しぶりなので、純粋に楽しみだなと思いました。役柄が自分自身の性格とは違っていて。自分とは違う性格を演じるのが役者の醍醐味であり、そこに僕は楽しみを感じるので、そこもすごく楽しみだなと思いました。

中山咲月：演じる湊は、自分も好きで可愛いなと思っていたキャラクターです。自分も猫が好きで、“うどん”と同じ色の猫を飼っているので、すごく親近感が湧いております。出演者の皆さんが錚々たる顔ぶれということで、かなり緊張していますが、ミュージカルなので楽しくやっていきたいと思います。

荒牧慶彦：大人気である“チェリまほ”という作品に出演できること、僕自身、本当に光栄に思っております。ただ、僕自身があまり触れたことがないジャンルの作品だったので、どう演じればいいのかを、自分の中で役者として戦いながら向き合わないといけないなと。また、松田凌と共演できるということで、すごく楽しみにしておりました。彼の良い所は全て把握済みなので、そこを褒めて褒めて伸ばそうと思います。

松田凌：ひとつ楽しみが増えました(笑)。荒牧くんに、また僕の良いと思ってもらえるような面を探してもらえるなんて光栄です。この作品については、ドラマや映画やアニメなど、様々な形でいろんな方に支持されていることも存じておりました。何より、原作の素晴らしさも触れてみてとても体感しました。そんな作品に自分も参加できることを光栄に思っております。制作やプロデューサーの皆様とたくさんお話をさせていただいて、必ず面白いものになると確信し、それに見合った俳優としての仕事をしなければいけない、この世界に生きさせていただこうと思いました。もうひとつ絶対に守りたいことは、原作です。この作品を愛している皆様や、初めて観てくださる皆様にとって、原作の良さは絶対に消したくない。先生の描いた世界の想いはなくしたくない。しっかりとそれを踏まえたうえで、演じたいという想いがあります。来てくださった皆様に、良い作品だったと必ず言ってもらえる作品に、自分たちがしっかりと意味を持ってやりたいです。

川尻恵太：僕のことを存じているほとんどの方は、川尻といえばコメディだろうと思われているかなと。実はラブストーリーが一番得意です(笑)。これを機に、ラブストーリーをやるなら川尻と言ってもらえるように、原作を大事にしつつ、せっかく舞台化するのですから我々にしか出来ない“チェリまほ”をお届けしたいです。

お互いの印象(柘植将人役：佐伯大地＆綿矢湊役：中山咲月/安達清役：松田凌＆黒沢優一役：荒牧慶彦)

佐伯：(中山さんは)すごく爽やかで、礼儀正しい青年だと感じました。若いのにしっかりしているなと。

中山：(佐伯さんは)最初は怖いなと思っていたのですが、話してみたらすごく気さくな方で、本当に笑顔が素敵だなと。これから一緒に作品を作っていくのが楽しみです。

荒牧：松田凌くんとは約10年の付き合いになるのですが、「めちゃくちゃ格好いい顔してやがる」が第一印象でした。そこから共演させていただいて、この顔で男気が溢れていて体もキレるし芝居も上手いし、なんて完璧な人間なんだろうという印象を受けました。今回は、こっちが引っ張っていくような役どころになると思うのですが、彼にも可愛い一面は沢山ありますので、今までファンの方にあまり見せていない可愛い一面を僕が引き出してやろうと思います。

松田：荒牧くんもおっしゃってくれていたように、10年近くの仲で、戦友でもあり旧友でもあります。何年かに1度、こうして共演させていただく機会があるのですが、会う度に経験を積んでいろんな結果を生み出していて、友であることが誇らしい人です。彼としかできないお芝居が生まれるんじゃないかなと、素直に思っています。

演じるキャラクターの印象

佐伯：柘植は家に居ることが多くて宅配が来ても居留守するんですけど、僕もよく居留守をするのでそういった描写がリアルだなと。ドアスコープからどんな人か確認して、感じ悪そうだなと思ったら居留守するところも人間味があっていいなと思いました。一方で、ドキドキしたり動揺したり、可愛らしいキャラクターだと感じました。

中山：本当に猫好きで、あんなに居留守をされて嫌がっていたのに、猫を飼っているだけでポイント上がっちゃうようなところは、自分と似ているのかなと思いました。湊はダンサー志望でダンスが上手いのですが、自分は全然経験がないので、そこは追い付かないといけないなと感じています。

荒牧：一見完璧で格好いい黒沢ですが、実は心の中は安達への妄想まみれという、そのギャップが愛おしいなと思います。それを舞台でどう表現していくのか、原作を読みながら役を演じるにあたってすごい楽しみだなと思えるキャラクターでした。

松田：安達と自分は、共通する部分が少ないなと思いました。なので、どう演じていけばいいのかを考えています。すごく前に出て、暑苦しいと言われたりすることが多いのですが、この作品は安達のように1歩後ろに下がって役を生きていけたらと思っています。

どのような作品にしたいか、構想について

川尻：魔法も出てきますが、現実的な社会の中でのお話なので、それを舞台としてどう見せていくか、すごく楽しみな挑戦だと思っています。お客様が登場人物たちを至近距離で観ている感じを出しつつ、魔法のシーンも含めて、劇場で様々な体験ができる舞台にしたいです。

原作・豊田悠先生コメント、描き下ろしイラスト

自分の作品が舞台になるなんて思ってもいなかったので本当にびっくりしましたし、ミュージカルになると聞いて二度びっくりしました。
豪華すぎるスタッフさんとキャストさんがどのようにチェリまほを調理して下さるのか今からワクワクが止まりません！
開幕初日を読者さんとキャストさんスタッフさんのファンの皆さんと一緒に心から楽しみに待ちたいと思います！