こちら葛飾区亀有公園前派出所

【レポート】連載40周年特別企画舞台版「こちら葛飾区亀有公園前派出所」

こちら葛飾区亀有公園前派出所

最初によく知ってるコミックの絵が映像で映し出される。サイレンの音もけたたましく、かなり“おおげさ”な始まり方で、クスクスと笑えるオープニング、そして待ってました〜とばかりに両さんこと両津勘吉(ラサール石井)の登場だ。それから中川圭一(ユージ)、秋本・カトリーヌ・麗子(原 幹恵)らおなじみの面々の登場、そしてあの名曲『おいでよ亀有』、これは実は元々舞台版『こちら葛飾区亀有公園前派出所』のテーマソングとして制作された楽曲でアニメ版でも第145話〜第208話まで使用された。まさに“こち亀の歌”といえばこれ!なのである。

ところで、今回の舞台、ちょっと「え?ええ?」という出だし、両さんの後ろに写っている白髪のロンゲのおじいさんは……??天国??神様????そこから時間が遡る、という構成である。

相変わらずの両さん、勝手に浅草カーニバルのサンバに申し込むが、もちろん……DVDを売るため!ほのぼのとした光景だが、こういった風景の後には必ず事件あり!上野の西郷さんの犬が盗まれたり、浅草の有名なビルの金の◎◎◎がなくなったり……何故か貧乏な2人(坂本あきら[奥山老人]、サキ[生駒里奈(乃木坂46)])を誘拐したりで、さあ、大変!これらの犯人は、なんと世界征服を企んでいた……。

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