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露出狂

『露出狂』新進気鋭俳優総勢32名、公演に向けてワークショップ&稽古!

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会見の後、5分程のインターミッションをはさんでワークショップが始まった。「だるまさんがころんだ」をベースにしたワークショップ、まずは32人全員でごく普通に「だるまさんがころんだ」。普通、と言っても個性的な32人、「〜だ」の瞬間は皆、それぞれの性格がにじみ出る。それから今度は「〜だ」の瞬間に2人ペアを組むことに。32人だからあぶれてしまうメンバーは出ないはずだが……組めなかったメンバーが数人。何度もやって、ようやく皆、出来るように。32人もいれば、空間は結構“わさわさ”状態、その中で瞬間的にペアを組むのは、なかなか難しい。素早いアイコンタクト、そして周囲の状況を短時間で把握していかなければならない。ワークショップというとなんだか、“お勉強”みたいに聞こえるが、堅苦しくなく、むしろ面白く、楽しいお遊びをしているかのようで、皆、笑いながら、楽しく取り組んでいる。「だるまさんがころんだ」が終わり、次の“ワークショップ”、演出家の手にはぬいぐるみが……これを使ったものであるが、まず、演出家が“実演”、床にぬいぐるみを置く。演出家は俳優に背中を向けてストップウォッチで時間を計る。その間にぬいぐるみを床から拾って、みんなで隠し、それを探し出す、というもの。演出家が実演してから、今度は俳優陣同士でやってみる。これもなかなか難しい。必ず誰かが持っている訳だが、ずっと同じ人が持ち続ける、とは限らない。ぬいぐるみはどんどん、人の手に渡る、しかも探しているメンバーには気づかれないように、だ。持ってない者は「持ってるよ」的に惑わしてみたり、持っている者は「持ってないもん」とポーカーフェイス。ここで演技力が必要になってくる。ぬいぐるみを発見出来るものもあれば、なかなか発見出来ずに時間オーバーになってしまう者もいる。隠す場合は皆で総出で隠す。持っているメンバー、中には大胆に探しているメンバーのそばであれやこれや言う者もいて、これも傍観者の立場は楽しいが、探しているメンバーは結構、必死!1vs31から、最後は探す人数をドッと増やしてみる。こうなると隠す方はうかうかしていられない。お互い、かなり一生懸命、面白い空気感が生まれた。

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