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【3.0レポート】朗読劇「僕とあいつの関ヶ原」

朗読劇「僕とあいつの関ヶ原」

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朗読劇ならではの仕掛けに満ちた『僕とあいつの関ヶ原』、新しい視点で伊達政宗を描く大河ドラマ『俺とおまえの夏の陣』、好評により新しいキャストで再び上演の運びとなった。脚本は吉田恵里香、映画『ヒロイン失格』で評価された気鋭のクリエイター、演出は中屋敷法仁、ハイパープロジェクション演劇「 ハイキュー!!」〝頂の景色”の脚本等、話題作を次々と手掛けており、その手腕は高い。
7月7日は『僕とあいつの関ヶ原』、青竹チームのメンバー公演であった。ホラ貝のあの音が鳴り響き、キャストが着物姿で登場する。戦国武将は実に多彩で個性的、だからこそ、歴史に名を刻むことが出来るのだが、我々と同じ人間であることは間違いない。この朗読劇からあぶり出されるのは、彼らの苦悩、迷い、友情、絆、裏切り、忠義、これはどんな時代であっても皆抱えているもの。現代と異なるところは常に生は死と隣り合わせであるということ、戦乱の世、誰の元につくかで己の運命、いや生死が決まると言っても過言ではない。

僕とあいつの関ヶ原

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