• 2.5→3
  • 2.5次元ではない3.0次元舞台の情報
舞台「ジーザス・クライスト・レディオスター」

【オフィシャルレポート】舞台「ジーザス・クライスト・レディオスター」公開舞台稽古レポート

板倉俊之(インパルス)、染谷俊之、八木将康(劇団EXILE)、
中島早貴(元℃-uteメンバー)参加
舞台「ジーザス・クライスト・レディオスター」
公開舞台稽古レポート

 
【公開稽古レポート】
11月30日(金) 14:20~15:00
【場所】都内某所  (山崎樹範、小槙まこは不参加)
公開稽古は、まず、カリスマDJ・ジーザス吉田(板倉俊之)と新米AD・清水(中島早貴)がラジオの特番のリハーサルを行っているシーンから。板倉演じるジーザスが、「カリスマ」と呼ばれながらも、適当な様子が見て取れる。
次に、全く当たらないと有名な占い師・山下(宮平安春)に、「今日は吉兆と出ています。トラブルもなく、いい事ずくめです」と言われ、ディレクター・長谷部(染谷俊之)、構成作家・江戸川(八木将康)、新米AD・清水、ミキサー・安室(小野寺ずる)が顔を見合わせるシーン。そこに、「社長」と呼ばれることになる桑原(辻本耕志)が登場。スタッフが、本番前の最終確認を行う中、ディレクターの長谷部が、「さっきから数を数える時にだけ出てくる奴がいるんだ」と言い出す。実際に数を数えてみると、ドアを開け、挨拶だけしてまた出て行く男がいるが、長谷部以外は気づかない。追いかける長谷部。
次は、構成作家・江戸川が、長谷部を呼び戻すためには、また誰かが数を数えて、幻の原住民を呼び寄せればいいと思いつくシーン。SM嬢・ハヤ子(肘井美佳)と占い師・山下の協力を得て、無事、大谷(安川純平)を確保する。ハヤ子が、構成作家の江戸川真之介は、「コナンとクレヨンしんちゃんでコナシン」などと、ニックネームをつけていき、急に仕切り始めたハヤ子のことが気に入らないディレクター・長谷部と睨み合いになる。オンエアまで15分を切っても戻ってこないDJジーザスに電話をしても、留守電になるばかり。全く当たらないと有名な占い師・山下の、「建物の中にいます」という占いの結果を聞き、外を探しに行くスタッフたち。そこに、生放送のゲストとして呼ばれた全く売れてない演歌歌手・氷川金次郎(大地洋輔)が登場。誰もいないのをいいことに、新曲の「窓際の二重跳び」をかけ始めるが、CDデッキが壊れてしまう。もう1つのデッキでもトライするが、そちらも詰まってしまう。そこに、大谷がやってきて、氷川をジーザスと勘違いし、「リストラにあって死のうと思っていたけれど、この番組の一般参加者に当選した」と思いの丈をぶつけるが、氷川の演歌のポスターに気づき、泣き始める。そこにやってくる、ジーザスの弟・吉田(板倉俊之)。「吉田」と名乗る弟をジーザスと勘違いし、追いかける大谷。

そして最後に公開されたのは、DJジーザスなしで始まってしまう、ラジオの特番の冒頭部分。番組が始まったと思ったら、CDが詰まっていて、音が出ない。慌ててAD清水が、男風の声でごまかす。と、次々とトラブルが起こりそうな予感を残しながら、公開稽古は終了した。

公開稽古は、稽古着で行われた。インパルス・板倉は、全く違う2役を見事に演じ分け、ディレクター役の染谷俊之、ラジオ作家役の八木将康、新米AD役の中島早貴は、DJが放送前に帰ってこない焦りを体も使って表現。演歌歌手役の大地洋輔(ダイノジ)は、アドリブ満載で、稽古場に笑いの渦が巻き起こった。稽古着でも迫力満載だった肘井美佳演じるSM嬢が、SM嬢の衣装を身にまとったら、どれほどの迫力になるのかも楽しみな作品である。

舞台「ジーザス・クライスト・レディオスター」

宮平・中島・板倉・辻本・肘井・安川

<DJ・ジーザス吉田&弟・吉田健康役:板倉俊之 コメント>
舞台は初出演なのですが、俳優の方たちが皆おもしろく、コント畑と芝居畑は違うけれど、『この人とコントをやっても面白いだろうな』と思い、勉強になっちゃいました。コントとコメディの違いは難しいけれど、本作は長いコントとも言えるので、お笑いが好きな人も、本作が芝居を見るきっかけになればいいなと思います。

<ディレクター・長谷部役:染谷俊之 コメント>
本作は、演歌歌手、占い師など、ラジオをやったことがない個性豊かなキャラクターがラジオをやるという面白さが魅力です。
共演者の皆さんはお芝居がお上手で、セリフっぽくなく、観客の皆さんも、見ていて、自分もこのラジオ番組に参加している気分になれると思います。

<構成作家・江戸川役:八木将康 コメント>
緊迫感があるストーリーで、僕達も神経を研ぎ澄してやっているので、稽古をやっていてもめちゃくちゃ疲れる程です。
コメディなので、幅広い年代の方に楽しんでもらえると思います。

<新米AD・清水役:中島早貴 コメント>
時間が戻ったり、飛び飛びになったりして、観るほうも考えなくてはいけない舞台もあるけれど、本作はワンシチュエーションコメディで、時系列通りで、本当に何も考えずに楽しめる舞台なのではないかと思います。
その中でキャラの濃い人たちのドラマが繰り広げられます。
ぜひ、2018年の笑い締めとして観に来て頂ければと思います。

舞台「ジーザス・クライスト・レディオスター」

染谷・肘井

【あらすじ】
10代を中心に絶大な支持を集めるカリスマDJ・ジーザスが持つ番組は伝説的な聴取率を誇っていた。
今日は特番で生放送。いつもより気合いを入れて生放送に臨むスタッフたち。
スポンサー社長が来たり、特番のゲストが来たりといつもより準備が大変だ。
しかし、OA直前になってもジーザスは現れない。
番組を止めるわけにはいかないとプロデューサーはジーザス不在のままOAを指示する。
ジーザスの穴を埋めるため奔走するディレクター、放送作家、音響たちレギュラースタッフ。
に加え、なぜかゲストやスポンサー企業の社長、…演歌歌手など様々な人間を巻き込んで番組が始まってしまう。
様々なトラブルに巻き込まれながら、ジーザス不在で無事に生放送を終えることができるのか?

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。