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BUCKS

【オフィシャルレポート】舞台「ハイキュー!!」から誕生。役者,塩田康平と山口賢人によるBUCKS。

BUCKS

唸れ、唸れ、もっともっと唸りまくれ!!

ここで、塩田康平がベースを手にした。「ここからはロックな曲をやっていくんで」(塩田康平)の言葉に続き飛び出したのが、激しく、でも開放感たっぷりに疾走するハード&パンキッシュなロックンロールナンバーの『REALITY』だ。リードを取る山口賢人が、沸き上がる感情を歌と駆ける演奏に乗せ熱く吐き出していた。塩田康平はグルーヴィなベースと熱い掛け声で山口賢人をサポート。演奏が進むごと熱を上げてゆく姿に、気持ちも嬉しく触発されていた。
唸る塩田康平のベース演奏に絡む、エッジ鋭い山口賢人のギター。このまま楽曲は…というところで、一度トラブルで演奏はストップ。仕切り直しで、ふたたび塩田康平のベース音が轟くウネリを描き出す。そこへザクザクとした山口賢人のギターが絡むと同時に、楽曲は『乱心-CHAOS-』へ。クールな歌声でリードを取る塩田康平、彼の歌をエッジ鋭いギター音で盛り立てる山口賢人。サビで2人は歌声をハモりながら、フロアー中の人たちの感情を熱く掻き乱してゆく。唸れ、唸れ、もっともっと唸りまくれ!!

勢いを携えたまま、演奏は『RISE』へ。山口賢人の煽りに触発され、騒ぐ満員の観客たち。その熱を心に抱きながらも、朗々と歌い続ける塩田康平。爆走するロックな楽曲の上で見せる、クールな2人の歌や演奏に、BUCKSなりのロックなダンディズムを感じずにいれなかった。

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