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ロッキー・ホラー・ショー

【3.0レポート】『ロッキー・ホラー・ショー』開幕!Zepp六本木ブルーシアター、ファイナルを飾る!

ロッキー・ホラー・ショー

19時の初日を迎える日中にマスコミ向けの公開稽古が行われた。1幕のM4〜M8で、ここは1幕では最大の見せ場となる場面となる。友人の結婚式の帰り、ブラッドはジャネットに愛を告白、答えは「YES」、その婚約の報告をするために車で恩師のもとに向かうも暴風雨に遭う。道中2人の車はタイヤがパンクし、電話を探しに歩き、人里離れた古城にたどり着く。不安な2人の前に現れたのは執事のリフラフに使用人のマジェンタやコロンビア達。披露された場面は2人が古城に迷いこみ、不気味な3人が登場するところから。次々と怪し過ぎるキャラクターが登場し、賑やかに歌う、踊る、バンドもここぞとばかりに張り切って演奏する。乱痴気パーティの始まり、始まり〜といったところ。そこへ強烈な破壊力!の古田新太演じるフランクが登場!黒のガーターベルトにストッキング、ブラッド&じゃネットはびっくり!逃げ出したいが逃げられない〜。フランクはここである実験を行っていると言う、それは……人造人間!フランク好みの美形でマッチョなロッキー、これを吉田メタルが演じるが、これもかなりのインパクト!もう、なんだかわからない位の大騒ぎ!ここは客席で大いに楽しみたい場面であろう。皆が成功を喜んでいるところへ、50年代のロッカースタイルで登場したエディ、武田真治が振り切った演技で場面をさらうが、これもつかの間……ファンならもう先刻承知であるが、悲惨過ぎる最期を!悲鳴、物音、「ひょえ〜」なブラッド&ジャネット、しかも服、脱がされているし!
披露場面はここまでであるが、パワフルかつなんでもあり!な作品、ファンはもちろん、「観るのが初めて」な観客も、心とグッズの準備を!

ロッキー・ホラー・ショー

また、この公演はZeppブルーシアター六本木のファイナルになる。客席数は901、2007年に開設、この名称になったのは2015年から。実におよそ10年、様々な舞台が上演されてきた。この『ロッキー・ホラー・ショー』が最後の公演、賑やかな作品、ファイナルにふさわしい演目であろう。

ロッキー・ホラー・ショー

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