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ミュージカル「パジャマゲーム」

【インタビュー】ミュージカル「パジャマゲーム」翻訳・訳詞の高橋知伽江さん

ミュージカル「パジャマゲーム」

--最後に締めのPR。

高橋:凄く上等なフルーツパフェみたい……いろんな果物があるように、いろんな人物が登場して、それがひとつひとつ美味しいんだけど、全体として甘くって凄く満たされる……。

--豪華な飾り付けで、さくらんぼもある、でもすっぱい柑橘系もトッピングされていて、生クリームもしっかり!ソース、下のほうにアイスクリームも入っててその下にはコーンフレークもあって(笑)

高橋:そうそう(笑)。どこを観ても飽きない!楽しくって本当に甘いメロディが生クリームみたいに全体を飾っている。

--パフェの例えはNICEだと思います!

高橋:そうですか!

--一個一個、美味しいんですけど、最後に混ぜ混ぜして食べると、また美味しい!

高橋:食べたくなっちゃった(笑)。

--豪華なフルーツパフェの気分。

高橋:観終わったら、ハッピーになると思います!メッセージ性の強いミュージカルも好きなんですけど、こういうのもいいなと思いましたね!間違いがない!本当に観て楽しめて、堪能出来ます!いい曲がいっぱいあるし!また、北翔さんはこれからのミュージカル界で注目される存在になるんじゃないでしょうか。

--こういう作品が上演されると日本のオリジナルミュージカルにもいい影響が与えられていいですね。

高橋:原点的な感じです!

--お忙しいところ、ありがとうございました!

ミュージカル「パジャマゲーム」

ミュージカル「パジャマゲーム」

高橋知伽江(たかはし・ちかえ)

東京外国語大学ロシア語学科卒。劇団四季の勤務を経て、フリーランスでミュージカル台本の執筆、翻訳、訳詞などを手がける。2013年4月~2017年3月、水戸芸術館演劇部門芸術監督。日本劇作家協会会員。
第4回 小田島雄志・翻訳戯曲賞受賞(ノエル・カワード作『出番を待ちながら』、『秘密はうたう』)。第23回読売演劇大賞優秀スタッフ賞受賞(劇団四季『アラジン』訳詞)。舞台だけでなく、『アナと雪の女王』などディズニー映画の訳詞も担当。最近は、『手紙2017』(原作:東野圭吾)など、オリジナルミュージカル創作に意欲的に取り組んでいる。来春上演の花總まり主演『Romale ロマを生き抜いた女カルメン』で台本と作詞を担当している。

ミュージカル「パジャマゲーム」

<演出家・トム・サザーランドさんコメント>

3度目の来日にして大変LUCKYな気分を味わっています。船も沈まないし、人も死にませんから!『パジャマゲーム』は、BWの有名な演出家ジョージ・アボットが、若い人たちにチャンスを与えたいという思いも含めて作った作品で、おかげで「ミュージカルと言えばこの人」と挙げられる先駆者達がこの作品から出てきました。
『パジャマゲーム』は、1950年代のBWでとても革命的な作品でしたが、今回、私達が作る作品も革命的にしたいと思っています。 美しく構成されたストーリー、優れた音楽、振付、オリジナルを大事にしつつも、現代でも楽しいバージョンをお届けいたします。
振付のニックと一緒に作品を作ることができるのは本当に最高です。 そして、『パジャマゲーム』のオリジナルキャストからフォッシースタイルを教わっています。
「スチームヒート」はボブ・フォッシーの振付でも有名なシーンです。 この日本版では、オリジナルとは少しストーリーを変えて、パジャマゲーム史上初、ベイブ(北翔)がスチームヒートを踊ります。スチームヒートは、組合員達が、本気で7セント半の賃上げを要求するために、この運動をアツく盛り上げよう!というチャリティーイベントの演目です。 その通り、踊っている皆さんも、本当に熱く踊っています。
僕のミュージカル愛がお客様に伝わればいいなと思っています。
『パジャマゲーム』は完璧なブロードウェイ・ミュージカルだと僕は思っています。
僕達自身も、この作品を楽しんで作っています。皆さんも、心の底から楽しんでください!

ミュージカル「パジャマゲーム」

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