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舞劇「朱鷺」

【3.0レポート】上海歌舞団 舞劇「朱鷺」-toki- 制作発表会

舞劇「朱鷺」

2015年公演より

この2人、ステージ上では息の合ったダンスを魅せてくれるが、なんと10歳ぐらいから一緒に踊っていたそうで朱 潔静によると「22年、一緒に踊っている」とのこと。ところが性格は真逆らしい……さらに朱 潔静によると「ダンスは、王 佳俊はドッシリ、自分は水のように」実生活も真逆で「王 佳俊は無口で私はおしゃべり(笑)私は彼のところに駆寄って『こことここが出来てなかったetc……』と言い、彼はうん、うんと言うだけ(笑)」と笑う朱 潔静に対して隣りで静かにニコニコ顔な王 佳俊。確かに……真逆な2人だが、だからこそ息が合うのかもしれない。さらにMCより王 佳俊が日本のアニメや漫画が大好きという話になった。日本文化が大好きな様子で好きな食べ物は「カレーとラーメン」だそう。本人曰く「舞台が終わるとホッとしてラーメン食べに行きます」とのこと。朱 潔静は「日本のお客様は見る目が高い」と言い「初心に戻って踊りたい」とコメント。また、オリジナル風呂敷(この後報道陣に配られた)を取り出し、風呂敷の使い方を披露、「エコに務めなければ」と言い、どこからともなくスイカが出てきて実際に風呂敷で包む一幕も。
会見の時間も終わりに近づき、草刈民代は「王さんは踊りを美しく魅せるダンサーで朱さんは繊細な表現が出来るダンサーです。24羽の朱鷺の群舞、女性の群舞がこれだけ多いものはなかなかないです。全員の熱量がよくわかりました。中国のダンサーを見ると踊りのテイストが中国の京劇や舞踊、中国独特のものがあって『白鳥の湖』でもそういうものが感じられる。日本の歌舞伎と同じように京劇があってちょっとずつ反映されている。他の国のダンサーはこういう風はならないです。フォーメーション、形、踊り、佇まいも中国人のダンサーでなければ、というのがあります。王さんはかっこいいし、朱さんは柔らかで強さの表現があります。是非!多くの方々に観て欲しいですね!」と会見を締めくくった。
最後にお決まりのフォトセッション、朱さんはすっかりリラックスしてニコニコ顔で手を振ったりしているのに対して王さんは静かに……終始笑顔、撮影でも真逆ぶりを発揮、トップダンサーの素顔はなかなかチャーミングであった。

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