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【3.0レポート】「超歌舞伎」 新作「花街詞合鏡」

「超歌舞伎」 新作「花街詞合鏡」

昨年話題を呼んだ超歌舞伎「今昔饗宴千本桜」は、歌舞伎の代表的な演目である「義経千本桜」 と、ユーザーによってニコニコ動画に投稿され、いまや舞台、小説など さまざまなメディアで人気を集めるボーカロイド楽曲「千本桜」がコラボ レーションし創作されたオリジナルの新作歌舞伎、生身の人間とバーチャルキャラクターの共演、映像を使った演出、最新テクノロジーを駆使、とその斬新さでたちまち話題になり、ニコニコ生放送の累計視聴者数はおよそ16万人以上を記録した。そして「ACC CM FESTIVAL」 インタラクティブ部門 ブロンズ賞、「第 1 回クールジャパン・マッチングアワード」 グランプリ、「Digital Contents of the Year’16/第 22 回 AMD アワード」 大賞/総務大臣賞を受賞した。
今年の演目は「花街詞合鏡」、いわゆる世話物で花街で中村獅童演じる評判の男伊達、八重垣紋三と初音ミク演じる花魁、傾城初音太夫の恋物語である。
まずは発端、龍神塚の場、雷鳴が轟き、スクリーンいっぱいの映像、龍神塚に閉じ込められた青龍、悪の心を持つ蔭山新右衛門を呼び寄せて、その力を借りて再びこの世に甦る。青龍が乗り移った蔭山新右衛門は不思議な力を獲得する。しょっぱなから圧巻の映像演出!
この発端の後、中村獅童が登場、口上を行うが、ここで歌舞伎ではおなじみの「大向こう(屋号を叫ぶこと)」を説明、まず中村獅童の屋号は「萬屋」、國矢さんには「紀伊国屋」、初音ミクさんには「初音屋」、重音テトさんには「重音屋」、そしてこの歌舞伎の協賛および技術協力のNTTに関しては「『電話屋!』とお声がけください」と語り、観客席は大いに沸いた。

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超歌舞伎

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