進行する物語、時折ダンスシーンや歌が入る、という構成で、中年男たちは遺跡を観て心動く。ちょっとした出来事で立ち止まり、「これでいいのか」と自身に問いかける。若かった頃は夢や希望もあったが、色々と紆余曲折を経た先には……現実しかない。現地の若者たち(怪しげな英語と日本語!)の屈託のなさと対極にあるいわゆる“心疲れたおやじ”達。それをちょっとふんわりとしたロマンというオブラートに包んでみせる、ここは今村ねずみらしい、温かい視点。そして彼らの中で何かが変わっていく……。
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2.5news(編集部)
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